先週末、家から少し離れた場所でとっても綺麗な紅葉を発見。
用事があってかなり急いでいたけど、この写真では伝えきられないくらいの迫力に思わず写真を撮ってしまいました。
今日この写真を見返して「なんで撮ったんやろ?」と疑問に思いました。
確かにめちゃくちゃ綺麗でもし時間に余裕があったらこの紅葉の下をゆっくり歩いてみたりもしたかったけど、この時はかなり急いでて余裕はなかったはず...笑
それはきっと、小さい頃ずっと行きたいと思っていたある場所に似ていたから。
カナダで2番目に人口が多い都市 モントリオールから車で1時間くらい行ける場所らしいです。カナダ最大のメープル高原ですね。
小学生の頃かそれ以前だったかはあまり覚えていませんが、初めてローレンシャン高原の写真を見た時は「世界にはこんな綺麗な場所があるんや...絶対行きたい」と感動したことは覚えています。
そもそも当時の自分はこういう綺麗な場所が日本にもたくさんあるということを全く知らなかったので余計衝撃的でしたし、外国という場所にひっそりとした憧れを持ち始めました。
ただそんな気持ちはほとんど忘れていて「そういえば昔カナダのメープル高原ずっと行きたいって思ってたな〜」と写真を見返して思い出しました。
子どもの頃に抱くような リスク を全く考慮しない純粋な欲望は、大人になって自分が置かれている社会的経済的立場が認識していくにつれて良くも悪くも無くなっていくものだと思っています。まともな大人はリスクマネジメントがとても上手く、日常のありとあらゆる物事や考え方に先手を打って行動出来ます。
「じゃあそれらリスクを全無視出来るとしたら純度100%の欲望が沸々と湧き上がってくるんだろうか?」なんて考えると、多分欲望の湧き上がらせ方も忘れてしまっているとも思います。
方法を忘れてしまったのならこれから徐々に思い出していけばいいということで、まずは自分のどんなに小さな欲望を見逃さないことから始めます。
と、散り際の紅葉が教えてくれました。